【新唐人日本2011年1月8日付ニュース】中国では一時期、ただの水を鶏がらスープに変える “一滴香”という、添加剤が一世を風靡しました。その毒性が明かされると、すぐに撤去されましたが、今度は一度使ったらやみ付きになるという“肉香王”が登場。ではこれは、健康に害はないのでしょうか。
今人気の“肉香王”。500グラムわずか880円ほど、成分は不明で、1000分の1の濃度に薄めて使用。販売店の店主は、一度、これを使ったら、必ずやみつきになると胸を張ります。ある記者は、“肉香王”を入れた水を市民に嗅いでもらいました。
広州市民
「牛サーロインみたいだね。肉の香りですね」
情報によると、“肉香王”は広州で登場したほか、吉林省長春市では、飲食店で広く使われています。ネットには、“肉香王”を使った冷凍餃子さえ出現。目下、政府の関係部門が、この製品に対し、検査を行った様子は見られません。
長春市民
「仕方ないです。何を食べろと?」
天津市人権活動家 張建中さん
「国は食品を監督しません。官僚の腐敗が横行し、監督管理部門は、賄賂をもらえば、全部通します。社会がこう乱れては、庶民は選べません」
集美大学の翁武銀博士は、食品添加物を過度に食べれば、肝臓や腎臓によくないと述べました。
新唐人テレビがお伝えしました。
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